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くら寿司エリート幹部候補生の闇 TOEIC重視は失敗する原因

くら寿司エリート幹部候補生の闇 TOEIC重視は失敗する原因

くら寿司が海外戦略などを担わせることを前提に入社1年目の年収が1000万円の「幹部候補生」というものを少人数で募集する事が公開されましたが、個人的に失敗すると思ってます

原因は明確で、TOEIC重視で採用した26歳以下のペーペーなんて調子に乗って使い物にならない事が非常に多いからです。

くら寿司エリート幹部候補生の闇

個人的にマジで闇深いと思ってる、くら寿司のエリート幹部候補生。

条件は26歳以下、簿記3級(笑)、TOEIC800点

この条件の学生や社会人3年目くらいまでの人ってかなり多く存在しています。
完全な個人的見解なので気を悪くされてしまう方もいるかもしれないんですが、多分くら寿司に入るこのレベルの新卒って今までほとんどいなかったんじゃないかなと思ってます。

くら寿司の海外進出と学生事情

くら寿司は2009年にアメリカに進出して、2014年に台湾へ進出

現在40店舗程度の状況でそこに海外の将来性を感じてわざわざ海外勤務希望で回転寿司の会社に入る優秀なエリート学生はほとんどいないのでは?と予想してます。

もちろん、海外店舗の存在を元に

「将来は海外関連の事業をやりたい」
と言ってくら寿司に入社した学生はそれなりにいると思います。

けど、
海外分野に強い学生が本当に入るのか?
という疑問が個人的には残ります。

なぜなら海外に強くて優秀と思われるエリートはこの世に多く存在するグローバルを打ち出している会社に入るはずなので。

年収1000万円で釣らないとくら寿司にはエリートが入社しない?

そして今回の年収1000万円の幹部候補生。
年収1000万円で釣らないとくら寿司にはエリートが入社しないと自社で暴露しているようなものです。

しかもこれ、2年目以降の年収ってどうなるか分からないんですよね。

公表内容だと「2年目以降の年収は実績に応じて増減」と書いてあるんですが、この「実績」が一体何を指しているのか、2020年春の新卒採用に於いてはしっかりと幹部候補生として面接に来る学生に対して説明すべきだと思ってます。

しかもちょっと矛盾してると思ったのが、
2年目以降の収入が実績に応じて増減されるのに対して、
エリート幹部候補生として入社した人達って最初の2年間は店舗での研修とか調達部門(購買部)で研修業務してその後の3年目で海外研修に参加するんですよね。

要するに、
この状況で、どうやって実績を測るのか?

というのがめっちゃ疑問です。

年収1000万円で釣っといて、結局合わないと思ったら年俸大幅ダウンとなる可能性って結構高いんじゃないですか

もしそれが現実になって話が広がると2021年や2022年の採用にも影響が出てきます。

まあ、幹部候補生なんていう明らかに持ち上げられているポジション名でもあるので、当事者は単なる正社員ではなく、自分の働きぶりでクビがかかってくるプロ社員という意識で働くべきではありますが。

くら寿司のTOEIC重視は失敗する原因

くら寿司のTOEIC重視は失敗する原因という事で、
くら寿司は人件費が近年高騰している事や国内の事業環境が非常に厳しくなっていることを踏まえて海外展開を加速させる人材採用が必要不可欠として今回の判断に至りました。

繰り返しになりますが、目的は海外展開の加速です。

これ大事です。

で、個人的にこのくら寿司のTOEIC重視採用って本当に失敗する原因だと考えていて、
冒頭でも書きましたが、「幹部候補生」なんていう大層な名目で採用された26歳以下のペーペーなんて調子乗る姿が容易に想像出来ます

仕事出来ないけどTOEIC高くて経歴書だけではピカピカの若い人なんて、この世の中にはゴロゴロいます。本当に多く存在します。

学力はビジネスパーソンとして成長する大事な要素の1つである事は間違いないですが、最も重要なことって色々な学びを素直に受け入れて成長出来るかどうかです。

そこが欠ける可能性が高い手段を取ったのは経営陣の中でどんな議論されたのか非常に気になるところです。

くら寿司の海外戦略人材で成功するなら経験豊富な中堅

先ほど話しましたがくら寿司の目的って海外展開の加速ですよね。

それであれば年収1000万円で10人のペーペー雇うくらいなら年収2000万円で5人の海外経験豊富な中堅クラスを雇った方が海外戦略人材で成功すると思ってます

様々なビジネスリテラシーを持ち合わせている、既に優秀の烙印が付いているような人を採用した方が絶対にいいです。

それをしない理由の1つが恐らくですが「2年目以降の年収は実績に応じて増減」に隠れているのではないかと思ってます。

 

要するに、
TOEIC800点で最低限の英語スキルがある人物を一旦は1年目の年収1000万円で釣って確保します。

5年経てば単純計算50人ですよね。
まあ2割辞めて40人と考えてもいいですが。

その中でバリバリのキャリアとして歩めるのって多分ですが数人で、残りの30人ちょっとはその数人に管理されながら海外の店舗拡大を推し進める形になるものではないのかと思ってます。結局それが一番効率良いので。

もちろん、管理される側の「元幹部候補生」の年収って他の一般正社員と比べれば高いものの、会社にとってはそんな影響がない程度に抑えられるはずです。

プレジデントがくら寿司を「焦り」と主張

プレジデントオンラインでは以下のような内容の記事がありました。

・NECでも新卒1,000万円に到達する制度を発表している

・飲食業界だから目立っているだけ

・その程度で注目されるほど飲食業は生産性の低い業界と自ら示している

厳しい意見が書かれてますが、確かにその通りだと思います。

くら寿司の幹部候補生は将来の「頭脳」か「手足」候補生

先ほど話した年収2000万円で5人の方が良いという話。
要するに、この5人の「頭脳」がいても「手足」がなければフル活用出来ないですよね。

だからこそ今回は26歳以下という若手に限定して、幹部候補生という名で海外に関する将来の「頭脳」と「手足」を今のうちに採用するわけです。

まあこれも憶測でしかないんですが、数年かけて幹部候補生という頭脳と手足候補の人員が一定数揃ったら彼ら彼女らをまとめ上げるマネジメントが中途で必要になってきます(というか、もういるのかもしれないですね)。

どちらにせよ、若くして同期と大きな格差を感じる「年収1000万円」と「幹部候補生」という事実とネームバリューの裏には相応の苦悩が予想される為、今後もこのくら寿司の戦略動向には注目したいと思います。

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