こんにちは。
メガバンクの総合職だった当メディアの運営者シマです。
半沢直樹再開を祝し今回はメガバンク(銀行)の出向と年収事情をさらっと簡潔に暴露しようと思ってます。
メガバンク(銀行)と銀行入れて表記しているのは単にSEO狙っているだけなので気にしないで下さい。
こんな感じでTwitter発信もしています。
「メガバンク 出向」でSEO1位の記事です。
既出の某転職サイトの情報があまりにいい加減だったので作ってみました。
これは起業後に作った個人の情報発信用ブログです。https://t.co/yrrMmt3lJ1— シマ(ガチ体育系銀行員ed) (@shima_sln) January 11, 2020
「メガバンク 出向」でSEO1位の記事です。
既出の某転職サイトの情報があまりにいい加減だったので作ってみました。
これは起業後に作った個人の情報発信用ブログです。
ちなみに私は20代で外部出向して起業している経歴なので、そこらの平凡銀行員ブログなんかよりも遥かにライティングスキル高く濃い情報を発信しています。
だからこそ、この記事がSEOでトップになってます。
あと本当に理解出来ない事が1つありまして、
よく色々なサイトやメディアがメガバンカーの平均年収とか役職別の収入を開示してるじゃないですか?
あれ、マジでいい加減な数字だと思うんですよね。
明記されてないだけで事務職入れたらそうなる可能性もあるんですが、総合職で〇〇〇万円!とか書いている数字ですら明らかに違う事もあるので。
半沢直樹を見ていて知りたいのは銀行の総合職だと思いますので、今回はそんなメガバンク総合職について記載していきます。
メガバンク(銀行)の出向と本当の平均年収
最初に先ほどの色々なサイトやメディアによるメガバンカーの平均年収や役職別収入の開示情報があってない件。
実際、銀行はそんな低くないです。
地方銀行勤めの知人から聞いた情報だと、逆に一部の地銀はかなり悲惨なようですが・・・
ではそれぞれ見ていきましょう。
まず先に、
別のメディアがどんな数字を出しているか見ておいた方がいいのでGoogle検索エンジンで
「メガバンク 平均年収」
とググってみましょう。
そしてSEO(※)で1位になっている赤枠のサイト▼を確認しました。
※SEOとはSearch Engine Optimizationの事で、要するに1位になっているほどGoogle検索エンジンで認められている事を指します。これの順位変動要素はメディアの運営期間、運営者が大手か(権威性)、記事の数、文量、信頼性、内部調整など様々な要素で変動します。
が、どう考えてもこの記事がNo1という自負があります。笑
メガバンク3行の現在SEO1位の平均年収
そして上記の検索順位1位に記載されていた結果がこちら▼
スクショで丸パクリも可能でしたが怒られるかもしれないので私の自作です。
(ちなみに今回のグラフはBeautiful.AIという世界190カ国で利用されている最先端のプレゼン作成機能も利用して銀行員の平均年収をわかりやすくまとめました)
一般的にはまあまあ高いのかもしれません。
30代後半で平均年収1,000万円くらいなので。
数値は同じで、見やすくしました。
書いてある通り、
赤が三菱UFJ銀行
緑が三井住友銀行
青がみずほ銀行
それぞれの年収です。
(並びは規模順にしました)
世代別で各行まとまって並んでいるので、下記に銀行別の平均年収を記載します。
三菱UFJ銀行の平均年収(当時のSEO1位より)
三菱UFJ銀行の平均年収はこんな感じです。
[box04 title=”三菱UFJ銀行の平均年収”]
20代前半:429万円
20代後半:533万円
30代前半:806万円
30代後半:1,003万円
40代 :1,107万円
[/box04]
30代前半で806万円と書いてあります。
後述しますが、実際より低いです。
あと40代以降が前半後半になってないのは元情報に記載がなかったからです。
30代後半までは三菱が一番高く表記されているのに40代から平均年収がビリになる理由としては、部長クラスの枠が少なく出世に苦労している人数が多い事が考えられます。
そして出世に苦労しながらも出向する時期がやや遅いのかもしれません。
三井住友銀行の平均年収(当時のSEO1位より)
三井住友銀行の平均年収はこんな感じです。
[box04 title=”三井住友銀行の平均年収”]
20代前半:449万円
20代後半:568万円
30代前半:796万円
30代後半:985万円
40代 :1,134万円
[/box04]
三菱やみずほもそうですが、20代後半で平均年収500万円代はありえません。
というか、銀行事務職が入ってるんですかね。さすがに。
みずほ銀行の平均年収(当時のSEO1位より)
みずほ銀行の平均年収はこんな感じです。
[box04 title=”みずほ銀行の平均年収”]
20代前半:412万円
20代後半:569万円
30代前半:780万円
30代後半:860万円
40代 :1,183万円
[/box04]
三菱と違い、なぜか40代は最も高くなってます。
この理由は仮説ですが三菱と違って部長の枠が無駄に多いか、使えない人の出向する年次が早い(要するに銀行員の年収としてカウントされなくなる)可能性がありますね。
次に本題が始まりますが、これはインプットしておいて下さい▼
書いてある通り、最初に紹介したメディアで現在紹介されているメガバンク各行の合算平均年収が上記です。
私の実体験と実際に別の銀行(他メガ)に勤めていた知人から教えてもらった情報を元に作っています。
ぶっちゃけ大して変わらないけど赤が優勢
結局のところ、3メガともあまり変わらなかったものの、情報を統合すると三菱がやはり優勢な感じです。
また、この記事はあくまでもメガバンクの一般的な事実を述べているだけです。
誹謗中傷する目的は当然なく、特定のメガバンクの内部情報を載せている訳でもありません。
予めお伝えさせて頂きますので宜しくお願い致します。
ちなみにこれ読んでる人がもし銀行員だったらこちらの記事もオススメです。
>>銀行員辞めたいなら辞めるべき!元メガバンカー総合職が断言する理由
冗談抜きの銀行員向けで、結構辛辣な事を正直に書いています。
メガバンク(銀行)の出向と本当の平均年収
では、メガバンク(銀行)の出向と本当の平均年収について元メガバンカー総合職の当メディア運営者がサラッと暴露します。
尚、この記事は
半沢直樹のような厳しくてドロドロの世界(?)で頑張っている元仲間の社会におけるプレゼンス向上に向け、想いを込めて作成している背景があります笑
普通に出世するメガバンク銀行員の平均年収
普通に出世するメガバンク銀行員の平均年収ですが、普通に出世すると実態はこんな感じです▼
高いと思いますかね?
けど、総合職だと実際これくらいです。
私は20代で役職が付く前の年次でメガバンクの銀行員辞めて起業しましたが、その当時の私の年収と様々な情報を踏まえて作成しています。
文章にまとめるとこんな感じ。
[box04 title=”出世するメガバンク銀行員”]
20代前半:460万円
20代後半:850万円
30代前半:1,050万円
30代後半:1,450万円
40代前半:1,500万円
40代後半:1,650万円
50代 :1,800万円
[/box04]
この50代ってのが一概には言えなくて、結局50代で銀行に残ってる人って部長クラスなんですよね。
で、公開情報なので話しますが、そのレベルの人達もいくつか段階があって年収がバラバラです。
部長クラスになったばかりの人と、役員直前の人。
これでも変わってきます。
なので、中心くらいのイメージで記載しました。
出世しないメガバンク銀行員の平均年収【現実】
あと今回、メガバンク銀行員の社会におけるプレゼンス向上を行うべく文章を書いていますが、これを読まれている人が知りたい情報の1つとして
出世しないメガバンク銀行員の平均年収ってどんな感じ?
という思いもあるかもしれません。
従いまして現実をサラッと紹介します。
出世しないメガバンク銀行員の平均年収はこんな感じです▼
文章でまとめるとこんな感じ。
[box04 title=”出世しないメガバンク銀行員”]
20代前半:460万円
20代後半:750万円
30代前半:850万円
30代後半:1,000万円
40代前半:1,000万円
それ以降(片道切符で出向した場合):700万円
片道切符の出向中:700万円
[/box04]
出世しないと本当に数字がバラバラで、各銀行でも扱いが違うのでちょっと難しかったですがおおよそこんなイメージです。
20代後半を先ほど850万円と書いて、ここでは750万円と書きました。
20代後半では役職がつかない時点での年収を記載しています。
それでも違いが出る理由は、
出世する人と出世しない人ってやはり仕事のデキとボスからの評価が違うので、当然ながらボーナスにも影響が出ます。
銀行で出世するかどうかは20代で決まる
あと銀行で出世するかしないかは20代で決まるのは本当です
初めての異動でどこへ行くかでだいたい出世かどうかが決まります。
出世する=人事評価高い=ボーナスも高い
という図式ですね。
上記、出世しないメガバンク銀行員の平均年収では初めて役職は30代後半で苦労してついて、結局10年間くらいそのまま上へは上がれず早めに片道出向してしまったケースで作成しています。
半沢直樹のイメージにより、
こう見ると悲惨かもしれないですが一般的に見れば十分な収入です。
5人家族で都内の庭付き好立地の家と犬を買う
とかだと厳しいかもしれないですが・・・
出向に関しては次で述べます。
メガバンク(銀行)の片道切符の出向について
メガバンク(銀行)の片道切符の出向について書きます。
何度か出ている半沢直樹。
この半沢効果によって
出向=人生終わった
みたいなイメージある人が極めて多いですね。笑
まあ、実際にあんな感じの人がいるのも事実ですが、決して全員がそういう訳ではありません。
50代くらいからある片道切符の出向は受け止め方が2種類です。
こんなイメージ▼
要するに、
先ほど出世する銀行員と出世しない銀行員の平均年収を述べましたが、この2種類の人達の出向先って全然違うんですよ。
出世している銀行員の中には早く出向したくてウズウズしてる人もいます。笑
しかも年収上がる場合もありますし、ある意味バンカードリームです。
私が一時期お世話になった某部長は関係会社のお偉いさんとして出向したんですが秘書付でゴルフばっかりしてました。笑
銀行時代から全然給料落ちてないと言ってましたね。
使えないと言われる出向者もいるのが現実
一方、相応の年次になり関係会社に出向して20代の若手銀行員のサポートをしてる人もいます。
楽しそうに働いている人もいれば、目が死んでる人もいます。
一生懸命に若手の役に立つように仕事頑張らないと、銀行の人々から
「あの人マジ使えねー」
とか影で言われるんですよ。笑
その事実を知るとかなりストレスだと思います。
あ、ちなみに40代50代の出向って銀行だけではありません。
メーカーや商社など、どこにでもある一般的なものです。
ただ、銀行は出向の時期が他業界より早いですね。
銀行の片道出向は今後早まる
銀行の片道出向ですがほぼほぼ今後早まると思ってます。
何故なら銀行のビジネスモデルが時代に即してない上に環境適応力が著しく低いからです。
要するにどこの銀行もシステム化を進めれば超効率的に出来る部分にまだ全然対応してません。
それが今後実現することで40ー50代のマネジメントクラスって間違いなく今の数は不要となります。ダラダラと銀行に残すのであれば別事業の関連会社とかに出向させてそっちで収益化を図る方が1人辺りの利益は最大化出来ますからね。
メガバンク(銀行)20代の往復切符出向【おまけ】
メガバンク(銀行)における20代の往復切符出向について少しだけ触れたいと思います。
この記事の中盤くらいで、出世する銀行員は初めての異動が大事だと書きました。
初めての異動で普通以上(まあまあ)な異動パターン例はこんな感じです。
- 最初の配属よりも大きい規模の営業を行えるところ
- 本部の小難しい部署に配属される
- 研修目的で一定期間(数ヶ月とか半年など)特定の部署に配属される
- 一定以上の格の関係会社へ一時的な往復切符の出向
そして、初めての異動ながら出世街道濃厚パターンはこんな感じです。
- 海外転勤(格の高い国である必要あり)
- 外部企業への出向
- 東大卒が異動する先(笑) 一部例外有あり
どこのメガバンクもこんな感じだと思います。
ちなみにこれは体感なのですが海外転勤や外部出向してる人に限って銀行辞めてる人が多い気がします。
初異動先で「守られる」という噂
銀行って初めての異動先で潰れる人が多いんですよ。
なので、人事として出世街道に載せたい人材がいる場合には傷が付かない(付き辛い)ように格の高い海外転勤で無難な業務をさせたり、外部出向で銀行業務させずバツが付かないように計らう事があるそうですよ。噂です。噂。
銀行の出向や平均年収まとめ
銀行の出向や平均年収まとめると要するにこんな感じです。
- 総合職の平均年収に関しては世の中に出回っている以上に高い
- 年収1,000万円くらいは誰でもいけるが壁を越えるのは自分次第
- 若手の出向は出世街道パターン濃厚だが
今回はメガバンク(銀行)の出向と本当の平均年収を元メガバンカーという立場でご紹介させて頂きました。
僕は銀行員、というよりもサラリーマンを続ける事に危機感を感じたので、副業で収入を生み続けるブログを作った上で銀行員を辞め起業という選択をしました。
今は個人ベースでブログやYoutube/Twitterなどで情報発信しつつ、法人では自社化粧品を作ってEC販売をしたりと自由に生きてます。
それでは今回はこの辺で!!
シマ