【経験談】金融業界に向いてる人の適正を書きます【銀行/証券/信託】

【経験談】金融業界に向いてる人の適正を書きます

こんにちは。シマです。

メガバンクの総合職として7年間勤めていたので、それを踏まえて金融業界に向いてる人の適正を書こうと思います。

また、7年間のうち2年間は総合商社に出向してまして、事業会社の目線で銀行・信託・証券で様々な人達を見てきたのでそれなりに説得力があるかと思います。

ちなみに生保・損保は未経験ですが大手に勤めている知人と色々話している感じだと銀行に近いです。

今回こんなツイートをしました。

金融業界に向いてる人を端的に書くと「ゴリゴリしてる風」「無口なインテリ風」このどちらかに分かれる気がする。

【雰囲気イメージ】
銀行→部署による温度差が激しい
信託→比較的まったり(たまにやばい)
証券→リテールは激務
リース→たまにオラオラ系女子がいる

ツイッターなので超端的な内容ですが、今からそれぞれ解説しますね。

目次

【経験談】金融業界に向いてる人の適正

金融業界に向いてる人の適正として一旦は職種別に書いていきます。

銀行(地銀含む)

地銀を含む銀行業務はツイートの通り部署によってかなり温度差激しいです。

ただ、3メガバンクについては新卒はまず全員営業ですし、中途採用も為替のプロとかじゃない限りは基本的に営業から始まります(地銀も同じく)。

先にお伝えしておきたい事は

・モニターを複数使う仕事をイメージしているのであれば間違い(為替関連メイン)

・最初は思っているほどインテリな仕事ではない

・半沢直樹の描写はあながち間違いではない

・時間の流れがゆったりしている部署もあるが一部(インテリ系多め)

という感じです。
銀行はどこも収益性向上が課題ですので営業人員の割合は将来的に増えます。

その上で銀行の営業に向いている人は主に2通りで、ツイートの通りなのですが、

・ゴリゴリしてる風

・無口なインテリ風

という感じです。
「風」と付けているのは根がゴリゴリしていたりする必要は全くないからです。

もちろん、根からゴリゴリしていたり超絶インテリキャラであればそれはそれでキャラが立つので問題ないです。

銀行のみならず金融業界全般で一番大事な事は「相手に合わせること」です。

・顧客が何を考えているか考えてお伺いを立てながら動く

・上司に上手く合わせて相性良く仕事をする(社内政治)

・事務をサポートしてくれる人に気を利かせる(社内政治)

もう少し具体的に言うと、サラリーマンの中でもかなりサラリーマン度合いが高いです。

銀行は
・上司から嫌われると絶対に仕事が回らなくなります
・顧客からクレームが出ると人事評価でバツがつきます(減点方式)

とにかく合わせる柔軟に合わせられる性格(キャラとも言えます)が求められます。

合わせるのが出来ない場合

相手に合わせられない場合には更にここから良い意味/悪い意味で2つの道に分かれます。

他人との接触が少ないもののハイレベルな仕事に従事する道(出世側)

他人との接触が多いか/少ないかなど関係なく付加価値が決して高いとは言えない仕事に従事する道(省略)

どこの業界も同じような傾向があるかもしれませんが、銀行は特に顕著に異動という形で表れます。

銀行の人事評価

銀行の人事評価はかなりブラックボックスです。
上司がいくら推しメンしてくれてもダメな時はダメです。

ただ、1つ言えるのはどこも「正直な人」を好みます。
・嘘をつかない
・不正をしない
・ルールを守る
・素直に成長しようとする努力と結果が見える
・上司からも誠実さを評価されている
・人事が直接面談した際にも◯が付く
などです。

当たり前に聞こえますが銀行だと

・それらを全て守り切りつつ
・上司のお伺いを立てて
・社内政治を制覇して
・顧客から好まれて
・人事からも評価されて
・結果も当然残す

って実は超絶ハードモードです。
ただ、ある程度の慣れがあれば意外と出来ます

意外と出来る人(要するに向いている人)

結論を言うと、ここまで読まれてほんの少しでもやる気が出た人であれば銀行は向いてる人です。正確には適応可能とも言えますが、大丈夫です。

長いものに巻かれる精神が大事です。

逆に
「うわ、まじかよ」
って思った人(やる気を上回った人)は向いてない可能性が高いので避けた方が良いです。

異動は全国/世界中

銀行の異動はマジでどこの地域に行くか分からないです。

希望通りの地域もあれば、真逆に行く時もあります。
ただ、全国各地を転々としてる人的には

「家族の問題さえクリア出来ればそれ以外は楽しい」

というのがほとんどです。
住めば都です。

逆に異動地域の希望が通るという前提で銀行入ると100%後悔するので、都内に拘るような場合には辞めておきましょう。

それでも金融が良い場合には地域総合職という形になりますが、条件は会社で様々なので採用情報(給与や役職がどう上がるかなど)はしっかりチェックした方が良いです。

証券

証券はリテール営業が超絶ハードです。

新卒の人であれば大手N證券に一度エントリーしてみると良いです。
めちゃくちゃ良い経験が出来ますし、結構行きたくなったりもします。

証券のリテール営業はN社だけでなくどこも同じ感じです。
かなり厳しめの職場が多く、銀行だとみんな優しい職場が実は多かったりするんですが。

ハードなのが文化みたいな風潮があるみたいです。

ホールセール(規模大きめの法人相手)

法人相手のホールセール部門はリテールとは真逆だったりします。
インテリ集団でいかにしてロジック立てて案件取るかを考えてます。
(ちなみに僕は証券との関わりはホールセール部門の方が多かったです)

銀行もそうなのですが、金融業界はサービスの差別化が難しいのでゴリゴリと勢いに任せるか、インテリ風で攻めるかに分かれやすいです。

知的に案件取りたい人には向いてると思ってます。

ちなみにM&A部門でバリュエーションとかやれる環境に入れるなら、金融向いてる向いてない関係なくチャレンジするのがおすすめです。業務時間やばいですが。

それなりに知識がついてれば辞めてもベンチャー含めいくらでも受け手がいます。

信託

信託はここまで話した事に反して刺激少なめ。
決して悪い意味ではなく、不動産関連などでない限りは結構ストレスフリーで仕事されてる人が多いです。

最近私の知人が異業種から信託に転職しましたが、前の業種を踏まえると正解だと思いました。高齢化社会ですので信託ニーズは今後も高まりますし、安定思考の人に向いてます

金融業界に向いてる人をまとめると

金融業界に向いてる人をそれぞれ情報追加してまとめるとこんな感じです。

銀行:上司/顧客に柔軟に対応。対人事の対策が出来そうなら進むべき。仕事の幅が非常に広いので、それなりに評価されてれば好きな仕事が出来る。ちなみに給料は結構良いです。但し本当に勤務地はどこになるか分からない。自分に関してはもはや会社が変わったので。

給料に関してはまとめた記事がありますので興味ある方はどうぞ。

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証券:リテール営業であればThe営業マンを目指したい人に向いてます。営業成績によるインセンティブはどこも大きいのが魅力。リテールからホールセールに異動出来る場合も当然あるし、将来的にM&Aに携わりたいのであれば銀行よりも遥かにM&A業務に従事出来る可能性は高い。

信託:金融に携わりたい安定思考な人向き。だけど給料は決して高いとは言えない(低くはない)。安定思考と言いつつ銀行出身の鬼上司がいたりもするので、「絶対安泰」とは言えず、これはどの業界でも共通してると割り切ってしまうのが吉。

金融機関は異動が早いとよく言いますが、信託は結構長いです。

とりあえず今回はこの辺で失礼します。
また適宜情報追加したり、金融関連の記事作ったりしようと思います。

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