会社の居心地が悪い人へ、会社の居心地が良い人になる方法【解説】

会社の居心地が悪い人へ、会社の居心地が良い人になる方法【解説】

会社の居心地が悪い人へ、会社の居心地が良い人になる方法【解説】

こんにちは。シマです。

メガバンク総合職として7年ほど勤めていて、正直自分は「会社の居心地が良い人」でした。

そんな中で明らかに「会社の居心地が悪い人」を多く見てきたのも事実です。

会社の居心地が悪い人が、居心地良くなる為には
・評価される為に必要な本当の手段と目的を明確にする
・愚痴を周囲に発信しない
・自らの意思で協力してくれる人を増やす
・歯を食いしばるべき時期をしっかり乗り越える

まだ一部ですが、実際に自分で他人を観察したり実践した上で発信しています。

上記ツイートは会社の居心地が悪い人が漏れなく出来ていないことの一部です。
そんな方へ、この記事では会社の居心地が良い人になる方法を解説したいと思います。

目次

会社の居心地が悪い人へ

会社の居心地が悪い人へまず自分自身を振り返って欲しいのですが、これから話す内容について心当たりがないか考えてみて下さい。

なぜ自分が評価されないのかを理解できない

会社の居心地が悪い人のほとんどは以下に当てはまると思います。

自分が評価されない理由が何故なのか理解できない
評価される為に必要な本当の手段と目的を明確に出来ていない

そんな人は、こんな気持ちになってるはずです。

・頑張ったのに評価されない

・自分は褒められない

・人事評価が理不尽に低い

・小さいミスで自分だけ怒られる

・周りから馬鹿にされてる気がする

会社の居心地が悪いのは当然

例えばあなたが営業マン(第3グループ所属)だとして、職場(配属されている部署)には部長・副部長・係長(第3グループの係長)の3名が直属の上司として存在しているとします。

もちろん、営業マンにはそれぞれ半期毎に営業ノルマが振り分けられます。
毎月毎のラップ目標も設定されているので、各営業マンは自分の目標達成に必死です。

この話には現在、4名の登場人物がいます。

(1)あなた-第3グループ所属
(2)係長-第3グループ所属
(3)副部長-各グループ統括役
(4)部長-職場のボス

そして半期経った時に職場全体の実績が確定した時に「普通」で、あなたは営業でノルマを達成したとします。

しかしながら、あなたの人事評価は普通でした。

そんな時、どんな理由が考えられるでしょうか?

先ほどの登場人物4名それぞれが評価されるはずの条件を整理するとこうなります。

【評価される条件】
(1)あなた -数字を出す
(2)係長 -第3グループとして目標達成する
(3)副部長 -各グループ全てで目標達成する
(4)部長 -会社の方針に沿いつつズバ抜けた実績を出す(役員にアピールする)

あなたの最終評価者は部長クラス

世の中にある企業の大体は、人事評価の最終決定者は部長クラスなはずです。
(中小企業では社長という事もありますが)

ここのトピックは「考え方」という目線で読んでもらえればと思います。

 

ほとんどの部長の目的って、職場の目標をギリギリ達成する事ではありません

部長の目的は目標達成ではなく、自分自身が次のステップへ進む事です。
その為には実績だけでなく「会社の方針=役員以上の考え」も大事になります。

つまり、部長が評価するのはノルマを達成した社員ではなく、自分の目的達成に役立つ社員です。

では、それって具体的に何かと言うと

・職場全体で設定されている残業時間などの「生産性」にも貢献しているか

・大きな実績目標を達成する為にチームとして協力的な業務遂行をしているか

・副部長や係長から裏で「あいつはマジで優秀です」の推薦をもらっているか

・部署全体の問題になるようなリスクを抱えていないか

・退職のリスクはないか(そんな雰囲気が出てないか)

など、職場によって様々であるが故に分析する必要があります。

例えば銀行だと上記全部に当てはまるのですが、最後の「退職のリスクはないか」というのは結構重要だったりします。

営業ノルマを達成しているはずなのに評価されない理由

あなたは営業ノルマを達成しているはずなのに評価されない理由として例えば以下のような事に心あたりはありませんか?

[box02 title=”こんな事ないですか?”]・自分1人だけ異常に長く働いている

・チームよりも自分のノルマの方が大事

・「俺は数字やってるから良いでしょ」の考えの元、上司へ感情的に反論をしている

・直属の上司を困らせている

・女性陣(事務の人)からの評判が悪い

・注意された時の言い訳が多い。その割にタスク管理出来てない

・大事な事を忘れる

・愚痴が多い

・頑張り時な時期に上司と温度差がある[/box02]

上記は実際に見てきた「会社の居心地悪そうな人」の特徴の一部です。

ちなみにですが、上記はあくまで【営業でノルマ達成してる人】を前提に話をしています。ノルマを達成していても、当てはまると評価され辛いです。

まず自分を見返してみて、修正出来ることは修正していきましょう。
ちなみに、修正出来ない人はこの記事をここで「もういいや」と、閉じるようなタイプの人です。

 

当てはまる上に、最低限のノルマを達成していないとなると本当に口だけジャイアンになるので注意して下さい。

今からノルマ達成の有無に関わらず、上記に加えて、会社の居心地が悪くなる人の特徴と良くするための方法を解説します。

会社の居心地が良い人になる方法の解説

ここから、会社の居心地が良い人になる方法を会社の居心地が悪くなる人の特徴と共に、解決方法を解説していきます。

愚痴を周囲に発信しない

結論言います。
愚痴を周囲に発信する人は他責思考です。

愚痴は承認欲求の現れだったりもしますが、他責思考は本当に成功しないです。
結果、会社の居心地が悪い人となります。

「顧客の属性が悪い」

「上司が無能」

「事務員が使えない」

「なんで自分の言ってる事が理解されない」

「絶対に自分の意見が正しいだろ」

などが一例ですね。

上司の立場になって考えてみて下さい。
こんな人に新しい仕事を任せたいですか?

事務員の立場になって考えてみて下さい。
こんな人の仕事を、自ら進んで協力したいと思いますか?

顧客の立場になって考えてみて下さい。
上司や同僚の愚痴を言ってる人を信頼出来ますか?

これらを意識して改善するだけで、会社の居心地はとても良くなります。
とにかく自責思考で物事の問題が解決するするように考えて動く事が大事です。

不平不満を発信し続けていると、癖になります。
そしてそんな癖のある人は、癖のある人同士で集まるようになります。
そうすると「正しいのは自分達だ!」と正当化して抜け出せなくなります。

自らの意思で協力してくれる人を増やす

居心地良く、仕事を円滑に進める上で大切なのが「自らの意思で協力してくれる人を増やす」という事です。

前に高学歴なのに仕事できない人!!その理由と対策を元銀行員が語りますという記事を作り、社内政治などについて具体例と共に話しています。

この記事ではプレゼン直前に問題が発生した高学歴K君が、普段の社内政治を怠っていたせいで同期にプレゼンで負けるという事態になりました。

要するに、自分が困っている時、積極的に手を差し伸べてくれる社内の協力者を増やす事で結果もついてきます。

頑張るべき時期を全力疾走して道を拓く

どんな仕事でも波が存在します。

そして稀に、120%の力を数日間出し続けないと超えられない壁が出て来ることがあります。

そんな時にどれだけ力を出し切って、全力疾走で道を切り拓けるかが非常に大切です。

この時に成功する為には、社内政治や最初に話をした上司との関係性も大事になってきます。

人は誰かから評価されると承認欲求が満たされてモチベーションが上がります。
モチベーションが上がるとどうなるかと言うと、能力がどんどん向上していきます。

居心地を解決する本質は自責思考

あまり長々と色んな要素を書きすぎても良くないと思うので、ここで本質部分を書きます。
というか見出しそのままなのですが、居心地を解決する本質は「自責思考」です。

ここまで何度か自責思考の話を出しましたが、社内政治をするにしろ、上司から評価してもらうにしろ、本当に大事な事は自責思考です。

滅茶苦茶に理不尽だと思っても、「自分に原因がある」と考えて解決策を考えてみてください。そして動きましょう。

今回は会社の居心地が悪い人へ会社の居心地が良い人になる方法という事で解説しましたが、是非、居心地の良い職場へ改善してみてください。

どうしても無理だったら他の業界を考えれば良いだけです。
ちなみに金融業界であれば下記の記事でまとめているので、合わせてご覧下さい。

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それでは、この辺で失礼します。

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