この記事ではワードプレス&エックスサーバーの組み合わせでブログ構築をしている人向けにads.txtファイルの設置方法をシンプルに分かりやすく紹介します。
「ファイルをサイトのルートディレクトリにアップロード」
「ルートレベルのドメインにアップロード」
とか言われても意味不明ですよね。笑
今回紹介する流れで設定した結果、翌日にはグーグルアドセンスの管理画面から警告表示が消えました。
所要時間3分くらいなので、気になる人は設定しておきましょう。
追記:Youtubeでads.txtの設置方法を動画で公開しました。
ads.txtを設定するだけであれば動画の方が分かりやすいと思いますが、記事では少し掘り下げた説明をしているので可能であれば両方見て頂ければと思います。
■[超簡単]ads.txtファイルの設置方法[エックスサーバー編]↓
ads.txtファイルの設置方法【ワードプレスとエックスサーバー】
ということで、ads.txtファイルの設置方法を紹介します。
一応先にお伝えしておくと、今回のads.txtファイル設定はタイトルや見出しに入れて強調させて頂いている通り、ワードプレスを使っている人向けにエックスサーバー(のサーバーパネル)で設定をしていきます。
まず始めにads.txtファイルをダウンロード
まずはグーグルアドセンスの管理画面「サイト>サマリー」に表示されているページからads.txtファイルをダウンロードします。
ダウンロード場所は下記画像の通りです。
ads.txtファイルと聞くと難しそうに感じますが、実際は単なるテキストファイルです。極めてシンプルなファイルなので御安心ください。
ads.txtファイルの内容を確認するとこんな感じの情報が書いてあります↓
・google.com
・pub-(16桁の数字)
・DIRECT
・f08c47fec0942fa0
上記4種類です。
次にエックスサーバーのads.txtファイル設定へ
次に「エックスサーバー>サーバーパネル」にあるads.txtファイル設定へ進んでください。この赤枠部分ですね↓
サーバーパネルのads.txt設定から進んだら、現在保有しているドメイン一覧が出てきますので、アドセンス管理画面で
「ファイルをサイトのルートディレクトリにアップロード」
「ルートレベルのドメインにアップロード」
などの忌々しい警告が出たドメインを選択していきます↓
設定対象ドメインの選択後にads.txt設定追加
忌々しい警告が出たドメインを選択すると、
設定対象ドメインが表示されると共に、
「ads.txt設定一覧」
「ads.txt設定追加」
「ads.txt直接編集」
この3つのタブが表示されるので「ads.txt設定追加」を選択してください。
そうするとads.txt設定の対象ドメインと共に、
・広告システム
・サイト運営者ID
・契約種別
・認証機関ID
の入力画面に移動します↓
ちなみにこの時、エックスサーバーの記事では
契約種別 サイト運営者ID で指定したアカウントを直接管理している場合、「DIRECT」を選択します。
サイト運営者ID で指定したアカウントを直接管理していない 場合、「RESELLER」を選択します。
認証機関ID 認証機関IDには「f08c47fec0942fa0」を入力します。
こう書いてあるのですが、
「自分はDIRECT?RESELLER?どっち?」
「自分もf08c47fec0942fa0でいいの?」
と、多くの人が不安を抱くと思います。
(自分がそうでした笑)
そこで、
先ほどダウンロードしたads.txtファイルの内容が活きてきます。
自分がアドセンス管理画面からダウンロードしたads.txtファイルには
・google.com
・pub-(16桁の数字)
・DIRECT
・f08c47fec0942fa0
と書かれていました。
従って、ads.txt追加設定では安心して「DIRECT」を選択し、エックスサーバーにも書かれている通り「f08c47fec0942fa0」を入力して「確認画面から進む」を選択していけばads.txtファイルの設定は完了です。
もうこれで終了です。
あとは反映を待つだけです。
まあ、ここでブラウザ閉じてしまうのもあれですので、もしトレンドブログをやられている方であれば以前トレンドブログのネタ探しサイト紹介【メリットとデメリット含む】という記事を書いていたのでチラッと読んでみてください。
ちなみにですが、ads.txtの設定についてワードプレスをキーワードでググっている人が多数いるのですが結論、ワードプレス側での設定はありません。
ワードプレスを導入する時にはサーバーの存在が欠かせませんので、そこでエックスサーバーを選んだ人が今回の設定で対象になります。
ads.txt設置のメリット(?)と認定済みデジタル販売者
ちなみに、ads.txt設置時の「追加する」ボタンを押す事で正式に作業が完了するのですが、この際に「認定済みデジタル販売者を追加してもよろしいですか?」と表示されます。
なんだか怖い気がしますが、これはアドセンスヘルプでは
コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
と書いてあります。
要するに運営しているブログのアドセンス広告に悪意のある第三者の広告表示を防ぐGoodな効果がありますよ、という意味です。
なので深く考えないで大丈夫で、以上がads.txtの設置方法となります。
今後は心置きなく記事作成に取り掛かりましょう。
ads.txtファイルが設定完了する反映時間は1日くらい
ads.txtファイルが設定完了する反映時間は1日くらいです。
というか今回の設定が1日で反映されただけなので、人によっては前後するかもしれませんが、設定を間違えない限りは皆さんだいたい同じくらいだと思います。
あとは少し、補足的に大事な小ネタを書きます。
「サイトのルートディレクトリにアップロード」で混乱しないこと
冒頭で揶揄した
「ファイルをサイトのルートディレクトリにアップロード」
「ルートレベルのドメインにアップロード」
などの文言ですが、
例えばこれを解決したいと思った際に
①ルートディレクトリにアップロード 解決方法
や
②ads.txtファイル アップロード方法
とかでググっても良い感じの解決方法って出ないんです。
これから再撮影する予定の動画でも少し皮肉を言っているのですが、例えば上記①のキーワードで検索をするとこのページが1位に出てくるんですよね。
(↑このリンクは特に開く必要ないです。アドセンスヘルプのイケてない回答が載っているページです)
なので今後、同じような場面に遭遇した際に活きるスキルがググる力です。
今回は色々と調べている中でどうやらサーバー側での設定が出来ることを知ったので、
「ads.txt設定 エックスサーバー」
みたいなキーワードでググり、エックスサーバーの記事に辿り着きました。
アドセンスの管理画面で
「ルートディレクトリにアップロード」みたいな警告が出た際に突然「エックスサーバー」や「ワードプレス」を関連キーワードに入れての検索ってなかなかしないですよね。笑
現在、「ワードプレス」のキーワードはYahoo虫眼鏡にも出ているので最初から虫眼鏡を見れば良かったと思ったのですが、調べていく中でKeyとなるようなこと(今回であればサーバー側で設定すべきという事実)が分かった際には関連するキーワードでググっていけば、答えに辿り着きやすくなります。
これは記事を書く上での情報収集にも活きますので、ほんの少しでも意識してみてください!
この記事を読まれている人はブログのネタ探しについて悩まれていることが多いと考えてます。ネタ探し関連のスキルやノウハウはYoutubeで絶賛公開中なので是非合わせて御視聴頂ければと思います。1度だけで終わるのではなく、2度3度視聴頂いて色々とインプットすると意外な発見があるかもしれませんよ!