【本音と建前】起業家精神の学生が欲しいが起業されると困る大企業

最近多くの大企業で言われているのが「経営マネジメント能力」「起業家精神」という言葉です。リクルートは積極的に起業家を応援する代表的な会社だと思いますが、就活のセミナーなどで「経営マネジメントを身につけよう!」なんて建前をさらけ出している多くの大企業の本音は違います。

【本音と建前】自分が実際に経験して思ったのは、「チャレンジ精神大事!」みたいな事を言ってる大企業も、いざ本気でチャレンジしようと思って「起業するので辞めます」と言うと全力で止めに来るという事実。「会社のルールの中でチャレンジしなさい」というのはちょっと違うなぁと。

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起業家精神の学生が欲しいが起業されると困る大企業

どんな会社で働くにせよ、経営マネジメントスキルというのは持ってて困るものではありません。むしろ経営マネジメントスキルがあることで見える世界も変わります。

特に最近、大企業の起業家精神ある野心・チャレンジ精神溢れる学生に魅力を感じてるアピールが甚だしいと感じている元メガバンク行員の私であります。

一昔前からはメガバンクでも副業が解禁されたものの、実態は「何をするのか」事前に報告した上で承認されなければいけません。新しい目線を確保する目的であればWEBマーケティング出来るだけで全然違う世界が見えるものの、例えばブログだったりアフィリエイトなどの部類は副業と認められないという「噂」があります。笑

結局のところはベンチャーで働くとか、何か社会貢献活動にも関連することをするとか、いわゆる「当たり障りのない副業」くらいしかまともにできないというのが実態です。
(金融以外の業界であればもっと副業対象は広いかもしれませんが…)

 

詰まるところ、起業家精神溢れる学生が欲しい一方で起業されると困るというジレンマを抱えているのが世の企業です。

なのでそのような学生が優秀な従業員になった時、大企業は様々な囲い込みを行います。

他の従業員と比較すると明らかに良い異動(それなりに将来が安泰)

海外転勤やMBA留学(帰国後の退社に制限有)

良い感じの年齢(転職などが多い年齢)になったタイミングでの地方異動(転職活動に弊害)

あと、誰でも使えるような社内独自の住宅ローン(もし退社するなら一括返済マスト)というのもありますね。

少しずつ組織に染まり抜け出せなくなる新人

大企業のみならず中堅中小企業でも当てはまることがあると思いますが、無限の可能性を秘めている新卒の新人も3年・5年・8年と働くことで少しずつその組織に染まり、抜け出せなくなることがあります。

例えば銀行員はいい例で、10年も銀行で働くと銀行のマニュアル知識はしっかり身に付いているものの、

では独立できるか?

と言えば全くそんなことはありません。
自身が起業したので断言出来ますがマニュアルの知識なんて全く役に立ちません。

柔軟な思考もマニュアル化されてしまう現象は銀行以外でも多く発生してますので、本業以外の分野にも視野を広げて様々な知見を得るのがおすすめです。

本音と建前の大企業

散々と経営に関しての重要性を説きながら、いざ起業すると言うと全力で止めにくる大企業。
当然と言えば当然ですが、何だかなぁと言う気もしてます。

本音と建前がバレバレな点も評価×です。笑

私は最初、ブログを使った集客スキルを元に起業しました。
このスキルがあると、副業レベルでもアルバイトでは不可能な収入を得ることが出来ますし、本業でやっても普通にサラリーマンするより遥かに楽で高収入になると思います。

私は今、ブログから得たWEB知識を使ったビジネススキルを活かし越境ECの新規事業立ち上げや自社製品のECサイト展開など様々な事業をしています。

もしサラリーマンの人で副収入を得たいのであれば、まず、なぜ収入を増やしたいのか、目的をしっかりと持ってからアクションするのがおすすめです。

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